「合成紙」で検索1位だった会社が、なぜその言葉を手放したのか――ユポが技術ノウハウまで公開して挑む新市場
合成紙の国内シェアで圧倒的な地位を築き、世界80か国以上に展開するグローバルニッチトップ企業のユポが、自らが築き上げた「合成紙」というカテゴリーを手放し、「クリエイティブ素材」への転換を宣言した。
検索すればトップに立てるSEOの優位性も捨て、模倣を防ぐために秘匿してきた多層構造などの技術ノウハウもあえて公開して──。
その大胆な意思決定を支えたのは、50〜60名の社員が参加した、足かけ2年間のワークショップだった。同社執行役員 戦略企画本部長の宮口卓也氏と、伴走したエイトブランディングデザイン代表の西澤明洋氏に、既存カテゴリーを超えて新市場を創る決断のプロセスを聞いた。
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